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    <title>Peaceful holiday</title>
    <link>https://crazys7.kashi-hondana.com</link>
    <description>Peaceful holiday・小説更新情報</description>
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    <copyright>Copyright ©2026 crazy’s7.</copyright>
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    <item>
      <title>君へ１：俺の持っていた過信について - Personal daily life that doesn't matter</title>
      <link>https://crazys7.kashi-hondana.com/author/page/1611/section/29358</link>
      <pubDate>Wed, 24 Jul 2024 06:35:00 +0900</pubDate>
      <description>誰の役にも立たない、俺の個人的な日常と思想</description>
      <content:encoded><![CDATA[　全ての発端は、君の他者への作品貶しだったということは理解している？
　俺の落ち度は、それを知った段階で一方的に片方の肩を持ったことにある。
　そしてその一部だけで全てを判断したことにもあるけれど、君への良心を揺さぶることで話し合って解決してくれるだろう、「そんなことはない」とコンタクトを取ってくると安易に考えたこと。

　そんな人だと思わなかったと感じたくせに、「そんな人ではない」と心の中では思っていたからこそ、そういう発言に繋がった。それは「俺の相互にはそんな風に他人を貶める人はいない」という過信から来ているものでもあると思う。
　そもそも本当にそう思っているなら、両者の話を聞いて解決させるために動くのが正しい選択だったと思っている。これは完全に俺の怠慢が招いたこと。

　俺は最初から言っているように、仮に作品に似た部分があったとしてもまるっと盗作でない限り罰せられる可能性は低い。これ...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>何が抵触したのか謎だが - Personal daily life that doesn't matter</title>
      <link>https://crazys7.kashi-hondana.com/author/page/1611/section/29294</link>
      <pubDate>Tue, 23 Jul 2024 20:15:00 +0900</pubDate>
      <description>誰の役にも立たない、俺の個人的な日常と思想</description>
      <content:encoded><![CDATA[　よく分からないので、この問題についてはこちらに移動。
　カクヨムで揉めているパッチワーク問題ですね。
　でも俺自体は別に、それに関して問題を感じているわけではなく、やはり何故貶しながら作品を読んでいたのか？　そこが一番の謎であり、憶測を巡らせた部分でもある。

　貶した時期というのがあって、それは貶し始めた理由と深くかかわっていると思われる。
　例えば同じ方向性で書いていて、自分の方が評価が高い時に自分よりも低い人を貶すだろうか？
　その行為には凄く違和感を覚えるのね。
　だって自分が上なら貶す必要なくない？
　
　通常……人を貶す心理というのは、自分の方がうまいのに相手の方が評価されている場合だと思うのよ。しかも貶しながらも相手の作品を読む（わざわざ予告をして）のはどういったことなのだろうか？
　
　カクヨムの方でも散々言ったけれど、パクリ自体は俺はその争点には入れてないんだよね。好き...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>８・俺たちの選んだ道 - タイムトラベルサスペンス「君を探して」</title>
      <link>https://crazys7.kashi-hondana.com/author/page/529/section/13294</link>
      <pubDate>Thu, 20 Oct 2022 07:05:00 +0900</pubDate>
      <description>過去からタイムトラベルをし逃げてきた兄弟が、妹の失踪事件をきっかけに両親が殺害された事件の真相に挑むミステリー

────２つの世界が交差するとき、真実に出逢う。

　５×××年。
　時を渡る能力を持つ雛本一家はその日、何者かに命を狙われた。
　母に逃げろと言われ、三兄弟の長男である和宏は妹の佳奈と弟の優人を連れ未来へと飛んだ。一番力を持っている佳奈を真ん中に、手を繋ぎ逃げ切れることを信じて。
　しかし、時を渡ったその先に妹の姿はなかったのだ。
　数年後、和宏と優人は佳奈に再会できることを信じその時代に留まっていた。
　世間ではある要人の命が狙われ、ニュースに。そのことを発端にして、和宏たちの時代に起きた事件が紐解かれていく。
　何故、雛本一家は暗殺されそうになったのだろうか？
　あの日の真実。佳奈は一体どこへ行ってしまったのか。
　注意：この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
【解説】
この物語は、タイムトラベルして事件の真相を暴くのではなく、縛りがあってタイムトラベルすることのできない兄弟が、気づきと思考のみで真相に辿り着くという話。
なので殺害方法とかアリバイなどの難しいことは一切でない。知恵で危機を乗り越えていく物語である。</description>
      <content:encoded><![CDATA[「片織さんって子供いたんだねえ」
　自宅マンションのベランダで。
「意外？」
と彼女。
　優人は片織と二人で階下を眺めながら話をしていた。
「俺たちの面倒を見ようとしていたことを知ると、そうでもないかな」　
　子供がいるから慣れていたとい見方もできるからである。

　本家で一族の秘密をはじめとする色んな話を聞いた片織は、曾祖父の意向に従うことにしたようだ。
「これで良かったの？」
と優人が問うと、彼女は優しく笑う。
　これから彼女の子供がここへやってくる。男の子と女の子の双子の小学生が。彼らは優人の義理の兄弟となるのだ。

「家族の形は様々だと思うし、これから互いの一族が協力し合って行くための一歩と考えたら、良いんじゃないかなってわたしは思う」
　優人は母と片織の婚姻に反対していたが、
『生きているわたしたちは、命を繋いでくれた和史の想いを引き継ぐべき』
と言う言葉に渋々賛成せざるを得なか...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>７・時の干渉 - タイムトラベルサスペンス「君を探して」</title>
      <link>https://crazys7.kashi-hondana.com/author/page/529/section/13292</link>
      <pubDate>Wed, 19 Oct 2022 07:18:00 +0900</pubDate>
      <description>過去からタイムトラベルをし逃げてきた兄弟が、妹の失踪事件をきっかけに両親が殺害された事件の真相に挑むミステリー

────２つの世界が交差するとき、真実に出逢う。

　５×××年。
　時を渡る能力を持つ雛本一家はその日、何者かに命を狙われた。
　母に逃げろと言われ、三兄弟の長男である和宏は妹の佳奈と弟の優人を連れ未来へと飛んだ。一番力を持っている佳奈を真ん中に、手を繋ぎ逃げ切れることを信じて。
　しかし、時を渡ったその先に妹の姿はなかったのだ。
　数年後、和宏と優人は佳奈に再会できることを信じその時代に留まっていた。
　世間ではある要人の命が狙われ、ニュースに。そのことを発端にして、和宏たちの時代に起きた事件が紐解かれていく。
　何故、雛本一家は暗殺されそうになったのだろうか？
　あの日の真実。佳奈は一体どこへ行ってしまったのか。
　注意：この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
【解説】
この物語は、タイムトラベルして事件の真相を暴くのではなく、縛りがあってタイムトラベルすることのできない兄弟が、気づきと思考のみで真相に辿り着くという話。
なので殺害方法とかアリバイなどの難しいことは一切でない。知恵で危機を乗り越えていく物語である。</description>
      <content:encoded><![CDATA[「従うわ。形は優麻さんに一任します」
　片織は、躊躇いなく家族になる決断を下した。
　どのような形になるかは後ほど話し合うことにし、一族の秘密について話をを聞く流れとなったのだ。
「そんな簡単に決めて良いの？」
と優人。
　一生雛本一族とつきあっていかねばならないのに、そんな数分で決めて良いのかと心配になったのである。

「うーん。落ち着く先がここなら、わたしも迷うけれど。ほら、知らない人ばかりだし。でも優人くんや和くんとは六年の付き合いでしょう？　二人のことはよく知っているし。優麻さんのこともこれから知っていけばいいじゃない？」
　片織は言葉を選びながら自分の気持ちと考えを述べた。
　ちゃんと考えてから決めたことならば、これ以上口を出すべきではないのかもしれないと思う。

　意向が決まったところで、母が口を開く。
「ではわたしから一つ重大なことをお話します。優人と和宏はもう知っていること...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>６・彼女の選択 - タイムトラベルサスペンス「君を探して」</title>
      <link>https://crazys7.kashi-hondana.com/author/page/529/section/13285</link>
      <pubDate>Tue, 18 Oct 2022 07:00:00 +0900</pubDate>
      <description>過去からタイムトラベルをし逃げてきた兄弟が、妹の失踪事件をきっかけに両親が殺害された事件の真相に挑むミステリー

────２つの世界が交差するとき、真実に出逢う。

　５×××年。
　時を渡る能力を持つ雛本一家はその日、何者かに命を狙われた。
　母に逃げろと言われ、三兄弟の長男である和宏は妹の佳奈と弟の優人を連れ未来へと飛んだ。一番力を持っている佳奈を真ん中に、手を繋ぎ逃げ切れることを信じて。
　しかし、時を渡ったその先に妹の姿はなかったのだ。
　数年後、和宏と優人は佳奈に再会できることを信じその時代に留まっていた。
　世間ではある要人の命が狙われ、ニュースに。そのことを発端にして、和宏たちの時代に起きた事件が紐解かれていく。
　何故、雛本一家は暗殺されそうになったのだろうか？
　あの日の真実。佳奈は一体どこへ行ってしまったのか。
　注意：この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
【解説】
この物語は、タイムトラベルして事件の真相を暴くのではなく、縛りがあってタイムトラベルすることのできない兄弟が、気づきと思考のみで真相に辿り着くという話。
なので殺害方法とかアリバイなどの難しいことは一切でない。知恵で危機を乗り越えていく物語である。</description>
      <content:encoded><![CDATA[　優人たちは片織を連れて雛本一族の本家にいた。
　以前、曾祖父と面会したあの部屋で。
「優麻ちゃん、生きてたんだ。良かった」
　代わる代わる一族の者がやってきては、母と抱擁を交わす。
　そうこうしているうちに家長である曾祖父がやってきた。

　人払いをし、関係者だけになったこの部屋で。
　話の争点は片織に何を話すか？　と言うこと。

「わたしはまず、妹が雛本一族にしたことを謝罪します。あの子が深入りしなければ犠牲にならなくて済んだ人もいるはずだから」
　結城が雛本家の秘密を探ろうとしたことで命を落とした人は三人だ。
　その中に、結城本人も含まれる。
「それから、わたしは何を聞いても口外はしません」
　じっと片織の瞳を見つめていた曾祖父は小さく頷くと、
「あなたには選択をして欲しい。雛本一族の一員としてすべてに関わるか、何も知らずに生きていくか」

　片織は驚いて目を見開く。
　それはそうだ...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>５・来訪者 - タイムトラベルサスペンス「君を探して」</title>
      <link>https://crazys7.kashi-hondana.com/author/page/529/section/13282</link>
      <pubDate>Mon, 17 Oct 2022 06:48:00 +0900</pubDate>
      <description>過去からタイムトラベルをし逃げてきた兄弟が、妹の失踪事件をきっかけに両親が殺害された事件の真相に挑むミステリー

────２つの世界が交差するとき、真実に出逢う。

　５×××年。
　時を渡る能力を持つ雛本一家はその日、何者かに命を狙われた。
　母に逃げろと言われ、三兄弟の長男である和宏は妹の佳奈と弟の優人を連れ未来へと飛んだ。一番力を持っている佳奈を真ん中に、手を繋ぎ逃げ切れることを信じて。
　しかし、時を渡ったその先に妹の姿はなかったのだ。
　数年後、和宏と優人は佳奈に再会できることを信じその時代に留まっていた。
　世間ではある要人の命が狙われ、ニュースに。そのことを発端にして、和宏たちの時代に起きた事件が紐解かれていく。
　何故、雛本一家は暗殺されそうになったのだろうか？
　あの日の真実。佳奈は一体どこへ行ってしまったのか。
　注意：この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
【解説】
この物語は、タイムトラベルして事件の真相を暴くのではなく、縛りがあってタイムトラベルすることのできない兄弟が、気づきと思考のみで真相に辿り着くという話。
なので殺害方法とかアリバイなどの難しいことは一切でない。知恵で危機を乗り越えていく物語である。</description>
      <content:encoded><![CDATA[「片織さん?!」
　インターフォンがあることを忘れ、直接玄関に出た優人と母。
「なに、そんなに驚いて」
と片織。
「え？　片織さんってお兄さんじゃないの？」
と混乱する母。
「やだ、新しい彼女？　美人さんねえ。紹介してよ」
「新しい……彼女？」

　優人はそこで回れ右をした。
　非常に不味い状況だ。
　母こと姉にはまだ恋愛事情は話していない。
　次から次へと彼女を作っていたことがバレたら大問題。
　うるさく干渉しない人だったからこそ、兄とは違う面倒くささがある。

「ちょっと、優人。逃げる気？　初めまして片織さん、母です」
「え?!」
「優人、待ちなさい」
　リビングへ向かう優人を追う母。お邪魔しますと言って、それをさらに追う片織。
　母が爆弾発言をしたためである。

　リビングへ向かう途中で、
「何かあったのか？」
と脱衣場から顔を出す兄。
「兄さん、良いところに。後は頼んだ」
と言って...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>４・運命の日、あの場所で - タイムトラベルサスペンス「君を探して」</title>
      <link>https://crazys7.kashi-hondana.com/author/page/529/section/13272</link>
      <pubDate>Sun, 16 Oct 2022 09:42:00 +0900</pubDate>
      <description>過去からタイムトラベルをし逃げてきた兄弟が、妹の失踪事件をきっかけに両親が殺害された事件の真相に挑むミステリー

────２つの世界が交差するとき、真実に出逢う。

　５×××年。
　時を渡る能力を持つ雛本一家はその日、何者かに命を狙われた。
　母に逃げろと言われ、三兄弟の長男である和宏は妹の佳奈と弟の優人を連れ未来へと飛んだ。一番力を持っている佳奈を真ん中に、手を繋ぎ逃げ切れることを信じて。
　しかし、時を渡ったその先に妹の姿はなかったのだ。
　数年後、和宏と優人は佳奈に再会できることを信じその時代に留まっていた。
　世間ではある要人の命が狙われ、ニュースに。そのことを発端にして、和宏たちの時代に起きた事件が紐解かれていく。
　何故、雛本一家は暗殺されそうになったのだろうか？
　あの日の真実。佳奈は一体どこへ行ってしまったのか。
　注意：この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
【解説】
この物語は、タイムトラベルして事件の真相を暴くのではなく、縛りがあってタイムトラベルすることのできない兄弟が、気づきと思考のみで真相に辿り着くという話。
なので殺害方法とかアリバイなどの難しいことは一切でない。知恵で危機を乗り越えていく物語である。</description>
      <content:encoded><![CDATA[　母こと姉。
　優麻であり佳奈は、十年前に起きたことから説明を始めた。

　ことの発端は十年前に殺された要人、議員のある男と雛本一族の女性の婚姻にある。
　一族は子を持たないという条件つきでその婚姻を容認した。
　そして男には、一族に迷惑をかけないという誓約を指せていたのである。
　彼らは結果的にどちらの条件も満たすことはなかった。
　夫となる男には、彼女が子宮に問題を抱えており子ができ辛く、命に係わることもあるから避妊をするようにと言い聞かせていたのだ。

　だが懸念していたことが起きてしまう。
　彼女は妊娠した上に、その事実を一族に隠したまま子を産んだのである。
　一族がその事実を知ったのは記事によって。
　そして恐れていたことが起きてしまう。
　その子が『時越え』をし、いなくなってしまったのである。

　初めは誘拐も疑ったが、彼から子の記憶が失われたこと。
　彼女の証言を元に精査した...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>３・涙の再会 - タイムトラベルサスペンス「君を探して」</title>
      <link>https://crazys7.kashi-hondana.com/author/page/529/section/13268</link>
      <pubDate>Sat, 15 Oct 2022 18:55:00 +0900</pubDate>
      <description>過去からタイムトラベルをし逃げてきた兄弟が、妹の失踪事件をきっかけに両親が殺害された事件の真相に挑むミステリー

────２つの世界が交差するとき、真実に出逢う。

　５×××年。
　時を渡る能力を持つ雛本一家はその日、何者かに命を狙われた。
　母に逃げろと言われ、三兄弟の長男である和宏は妹の佳奈と弟の優人を連れ未来へと飛んだ。一番力を持っている佳奈を真ん中に、手を繋ぎ逃げ切れることを信じて。
　しかし、時を渡ったその先に妹の姿はなかったのだ。
　数年後、和宏と優人は佳奈に再会できることを信じその時代に留まっていた。
　世間ではある要人の命が狙われ、ニュースに。そのことを発端にして、和宏たちの時代に起きた事件が紐解かれていく。
　何故、雛本一家は暗殺されそうになったのだろうか？
　あの日の真実。佳奈は一体どこへ行ってしまったのか。
　注意：この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
【解説】
この物語は、タイムトラベルして事件の真相を暴くのではなく、縛りがあってタイムトラベルすることのできない兄弟が、気づきと思考のみで真相に辿り着くという話。
なので殺害方法とかアリバイなどの難しいことは一切でない。知恵で危機を乗り越えていく物語である。</description>
      <content:encoded><![CDATA[「本当に佳奈なのか？」
　時を超えた先で、母に向かって和宏が問いかける。
「うん」
　和宏の言葉に、彼女はしっかりと頷いた。
「何がどうなってこうなっているのか分からないけれど、ひとまず無事でよかった」
　そう言うと和宏は、ぎゅっと彼女を抱きしめる。
　あの日、離れ離れになってからとても心配していたのだ。
　相変わらず涙もろい和宏を見て、優人は彼のポケットに手を突っ込んでハンカチを取り出すと、その頬に押し当てる。

「お兄ちゃんは相変わらず、泣き虫ね」
　母はそう言うと、クスリと笑う。
　それでも、最愛の人を失ったばかりの顔は煤《すす》で汚れていて哀愁が漂っていた。
「これからどうする？」
と和宏。
　彼は事件の真相に辿り着いた優人に、この先のことを一任する腹づもりのようだ。
「やるべきことは三つ。今がどうなっているのか確認すること。本家へ行くこと。そして片織さんに会うこと」
「片織さんっ...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>２・Yの向こう側へ - タイムトラベルサスペンス「君を探して」</title>
      <link>https://crazys7.kashi-hondana.com/author/page/529/section/13239</link>
      <pubDate>Fri, 14 Oct 2022 23:01:00 +0900</pubDate>
      <description>過去からタイムトラベルをし逃げてきた兄弟が、妹の失踪事件をきっかけに両親が殺害された事件の真相に挑むミステリー

────２つの世界が交差するとき、真実に出逢う。

　５×××年。
　時を渡る能力を持つ雛本一家はその日、何者かに命を狙われた。
　母に逃げろと言われ、三兄弟の長男である和宏は妹の佳奈と弟の優人を連れ未来へと飛んだ。一番力を持っている佳奈を真ん中に、手を繋ぎ逃げ切れることを信じて。
　しかし、時を渡ったその先に妹の姿はなかったのだ。
　数年後、和宏と優人は佳奈に再会できることを信じその時代に留まっていた。
　世間ではある要人の命が狙われ、ニュースに。そのことを発端にして、和宏たちの時代に起きた事件が紐解かれていく。
　何故、雛本一家は暗殺されそうになったのだろうか？
　あの日の真実。佳奈は一体どこへ行ってしまったのか。
　注意：この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
【解説】
この物語は、タイムトラベルして事件の真相を暴くのではなく、縛りがあってタイムトラベルすることのできない兄弟が、気づきと思考のみで真相に辿り着くという話。
なので殺害方法とかアリバイなどの難しいことは一切でない。知恵で危機を乗り越えていく物語である。</description>
      <content:encoded><![CDATA[「何があったのかは後で聞こう。今は時間がない」
　優人はそう言うと、即実行に移す。
　
　あの日、家は全焼したのだ。
　その為、自分たちも早く脱出する必要がある。

「貸して、お姉ちゃん。これをどうするの？」
　優人が母に近づき、代わりにキャリーケースを持ち上げると彼女は驚いてこちらを見上げた。
　何か言おうとする彼女に首を左右に振ると、今はやるべきことをやろうと声をかける優人。
「二階の窓から外へ投げて欲しいの」
　それは、母の要望。
　
　優人がキャリーケースを持ち上げて二階へ向かうのを、下から押し上げるようにしてついて行く母。その後を和宏が三人分の靴を持って追う。

　恐らくもう一つのルートでは母の言うことを素直に受け取り、兄と二人で時渡をしたのだろう。その結果、母は一人で時渡をすることになった。
　しかし、それは命の危機を感じた強制的なものだったのだと思われる。
　『時渡』に必要な...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>１・父との別れ - タイムトラベルサスペンス「君を探して」</title>
      <link>https://crazys7.kashi-hondana.com/author/page/529/section/13224</link>
      <pubDate>Thu, 13 Oct 2022 07:10:00 +0900</pubDate>
      <description>過去からタイムトラベルをし逃げてきた兄弟が、妹の失踪事件をきっかけに両親が殺害された事件の真相に挑むミステリー

────２つの世界が交差するとき、真実に出逢う。

　５×××年。
　時を渡る能力を持つ雛本一家はその日、何者かに命を狙われた。
　母に逃げろと言われ、三兄弟の長男である和宏は妹の佳奈と弟の優人を連れ未来へと飛んだ。一番力を持っている佳奈を真ん中に、手を繋ぎ逃げ切れることを信じて。
　しかし、時を渡ったその先に妹の姿はなかったのだ。
　数年後、和宏と優人は佳奈に再会できることを信じその時代に留まっていた。
　世間ではある要人の命が狙われ、ニュースに。そのことを発端にして、和宏たちの時代に起きた事件が紐解かれていく。
　何故、雛本一家は暗殺されそうになったのだろうか？
　あの日の真実。佳奈は一体どこへ行ってしまったのか。
　注意：この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
【解説】
この物語は、タイムトラベルして事件の真相を暴くのではなく、縛りがあってタイムトラベルすることのできない兄弟が、気づきと思考のみで真相に辿り着くという話。
なので殺害方法とかアリバイなどの難しいことは一切でない。知恵で危機を乗り越えていく物語である。</description>
      <content:encoded><![CDATA[　二人が玄関のドアを開けると片織が持っていたキャリーケースがそこに鎮座していた。優人が軽く持ち上げようとしたら、結構な重量。
　中には書類やノートパソコンなどが入っているのかもしれない。
　靴箱の上の時計を見ると、あの日自分たちが家に向かった十分ほど前。急がなければならない。

「なあ、優人。本当にここにカナがいるのか？」
「大丈夫だから、俺について来て」
　優人は頭の中で間取りを確認する。
　確かあの日は、リビングから庭へ出られる大きな窓が開け放たれていて、そこから母の声が聞こえたから自分たちは林へ引き返したのだ。
『和宏！　優人を連れて逃げなさい。早く』
　その声がした時、母は林から来た自分たちにとって死角にいた。
　声の後に母の姿が見えたのだ。
　燃え盛る炎。あれは本当に家の中からだったのだろうか？
　だとしても、一体誰がどうやって？

　そんなことを思いつつリビングへ向かうと、母が...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>０・その意思を継ぐもの - タイムトラベルサスペンス「君を探して」</title>
      <link>https://crazys7.kashi-hondana.com/author/page/529/section/13219</link>
      <pubDate>Wed, 12 Oct 2022 07:13:00 +0900</pubDate>
      <description>過去からタイムトラベルをし逃げてきた兄弟が、妹の失踪事件をきっかけに両親が殺害された事件の真相に挑むミステリー

────２つの世界が交差するとき、真実に出逢う。

　５×××年。
　時を渡る能力を持つ雛本一家はその日、何者かに命を狙われた。
　母に逃げろと言われ、三兄弟の長男である和宏は妹の佳奈と弟の優人を連れ未来へと飛んだ。一番力を持っている佳奈を真ん中に、手を繋ぎ逃げ切れることを信じて。
　しかし、時を渡ったその先に妹の姿はなかったのだ。
　数年後、和宏と優人は佳奈に再会できることを信じその時代に留まっていた。
　世間ではある要人の命が狙われ、ニュースに。そのことを発端にして、和宏たちの時代に起きた事件が紐解かれていく。
　何故、雛本一家は暗殺されそうになったのだろうか？
　あの日の真実。佳奈は一体どこへ行ってしまったのか。
　注意：この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
【解説】
この物語は、タイムトラベルして事件の真相を暴くのではなく、縛りがあってタイムトラベルすることのできない兄弟が、気づきと思考のみで真相に辿り着くという話。
なので殺害方法とかアリバイなどの難しいことは一切でない。知恵で危機を乗り越えていく物語である。</description>
      <content:encoded><![CDATA[　あの日、兄が図書館へ向かわなければ、姉の居場所は分からないままだったと思う。

　図書館の近くに突如現れた焼死体。
　あれが誰のものなのか？
　それが事件を解くカギだった。
　優人の中ではある一つの推理が出来上がっている。
　それはにわかには信じがたい事実ではあるが。
　
　雛本一族の持つ異能力、タイムトラベルの概念は本家で聞いた通りだと思う。
　彼らは自分たち兄弟のように幼いころから、危険が起きた時には時間を超えることを学んだ。
　逃げる先は『未来』。
　過去へ飛ぶのは『時越えの子』。
　ただし二人以上で飛ぶことが厳守されており、一人で飛ぶのは『責任を果たす時のみ』。
　人数が多い方が安定するが、二人でも精度が高かったのは自分たちが『始祖直系の血』を持っているから。
　幼児以外で過去に飛ぶものはほぼいない。
　それは雛本一族は過去を変えるためにその能力を所持しているわけでないから。それ...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>26・雛本兄弟にしばしの別れを - タイムトラベルサスペンス「君を探して」</title>
      <link>https://crazys7.kashi-hondana.com/author/page/529/section/13217</link>
      <pubDate>Tue, 11 Oct 2022 06:55:00 +0900</pubDate>
      <description>過去からタイムトラベルをし逃げてきた兄弟が、妹の失踪事件をきっかけに両親が殺害された事件の真相に挑むミステリー

────２つの世界が交差するとき、真実に出逢う。

　５×××年。
　時を渡る能力を持つ雛本一家はその日、何者かに命を狙われた。
　母に逃げろと言われ、三兄弟の長男である和宏は妹の佳奈と弟の優人を連れ未来へと飛んだ。一番力を持っている佳奈を真ん中に、手を繋ぎ逃げ切れることを信じて。
　しかし、時を渡ったその先に妹の姿はなかったのだ。
　数年後、和宏と優人は佳奈に再会できることを信じその時代に留まっていた。
　世間ではある要人の命が狙われ、ニュースに。そのことを発端にして、和宏たちの時代に起きた事件が紐解かれていく。
　何故、雛本一家は暗殺されそうになったのだろうか？
　あの日の真実。佳奈は一体どこへ行ってしまったのか。
　注意：この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
【解説】
この物語は、タイムトラベルして事件の真相を暴くのではなく、縛りがあってタイムトラベルすることのできない兄弟が、気づきと思考のみで真相に辿り着くという話。
なので殺害方法とかアリバイなどの難しいことは一切でない。知恵で危機を乗り越えていく物語である。</description>
      <content:encoded><![CDATA[　片織は慌てて駐車場へ向かう優人を見ながら、兄がいないことが彼にとって重大なことなのだと思った。
　彼のいる前で詳しく事件について話はしなかったが、優人は和宏よりもずっと事件について詳しいのではないか？　という印象を持っている。
　もちろん、片織の前では何も言わないが。
　
　いままでのことを鑑みても、優人が片織に完全に心を許しているわけではないのは明らか。
　その割には外泊が多いのは、兄に一人の時間を作ってあげているのかもしれない。和宏が兄でいたいのは、それが自分の存在意義だと思っているから。そんな和宏の気持ちを汲み取って、弟であろうとする優人の努力は涙ぐましい。
　ホントはずっと大人なのだ、彼は。

──それにしても、あんなに慌てることある？

　和宏が一人で事件について調べようとしている。
　そのことに優人は気づいたはずだ。
　それに慌てるのだとしたら、調べられたくないことがあるが…...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>25・動き始める歯車 - タイムトラベルサスペンス「君を探して」</title>
      <link>https://crazys7.kashi-hondana.com/author/page/529/section/13203</link>
      <pubDate>Mon, 10 Oct 2022 06:41:00 +0900</pubDate>
      <description>過去からタイムトラベルをし逃げてきた兄弟が、妹の失踪事件をきっかけに両親が殺害された事件の真相に挑むミステリー

────２つの世界が交差するとき、真実に出逢う。

　５×××年。
　時を渡る能力を持つ雛本一家はその日、何者かに命を狙われた。
　母に逃げろと言われ、三兄弟の長男である和宏は妹の佳奈と弟の優人を連れ未来へと飛んだ。一番力を持っている佳奈を真ん中に、手を繋ぎ逃げ切れることを信じて。
　しかし、時を渡ったその先に妹の姿はなかったのだ。
　数年後、和宏と優人は佳奈に再会できることを信じその時代に留まっていた。
　世間ではある要人の命が狙われ、ニュースに。そのことを発端にして、和宏たちの時代に起きた事件が紐解かれていく。
　何故、雛本一家は暗殺されそうになったのだろうか？
　あの日の真実。佳奈は一体どこへ行ってしまったのか。
　注意：この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
【解説】
この物語は、タイムトラベルして事件の真相を暴くのではなく、縛りがあってタイムトラベルすることのできない兄弟が、気づきと思考のみで真相に辿り着くという話。
なので殺害方法とかアリバイなどの難しいことは一切でない。知恵で危機を乗り越えていく物語である。</description>
      <content:encoded><![CDATA[　彼らと少しづつ打ち解けていった片織だが、四年前の事件については何もわからずじまいだった。
　彼らが”雛本和史”の子供でない限り、深く突っ込んでそのことを聞くこともできない。両親は他界しているということから、やはり何かありそうだとは思うのだが。

　それから数年彼らを観察していたが、おかしなところはなかった。
　和宏は高校を卒業すると、K学園の大学部へ。
　共通点と言えば、K学園へ通っていることもそうだと言える。
　しかし雛本一族は皆、K学園の出身だと言われてしまえばそれまでだ。何か糸口はないものだろうか？
　そうこうしているうちに数年が経過した。

　和宏との関係には明らかに変化が訪れている。
　特にニュースを観ては犯人の予想をつけることが通例となっていた。それはまるで妹としていた推理ゲームに似ていて、片織を夢中にさせたのだ。
　和宏は妹ではない。
　しかし彼に妹の面影を重ねていたと思う...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>24・和宏と優人 - タイムトラベルサスペンス「君を探して」</title>
      <link>https://crazys7.kashi-hondana.com/author/page/529/section/13109</link>
      <pubDate>Sun, 09 Oct 2022 11:21:00 +0900</pubDate>
      <description>過去からタイムトラベルをし逃げてきた兄弟が、妹の失踪事件をきっかけに両親が殺害された事件の真相に挑むミステリー

────２つの世界が交差するとき、真実に出逢う。

　５×××年。
　時を渡る能力を持つ雛本一家はその日、何者かに命を狙われた。
　母に逃げろと言われ、三兄弟の長男である和宏は妹の佳奈と弟の優人を連れ未来へと飛んだ。一番力を持っている佳奈を真ん中に、手を繋ぎ逃げ切れることを信じて。
　しかし、時を渡ったその先に妹の姿はなかったのだ。
　数年後、和宏と優人は佳奈に再会できることを信じその時代に留まっていた。
　世間ではある要人の命が狙われ、ニュースに。そのことを発端にして、和宏たちの時代に起きた事件が紐解かれていく。
　何故、雛本一家は暗殺されそうになったのだろうか？
　あの日の真実。佳奈は一体どこへ行ってしまったのか。
　注意：この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
【解説】
この物語は、タイムトラベルして事件の真相を暴くのではなく、縛りがあってタイムトラベルすることのできない兄弟が、気づきと思考のみで真相に辿り着くという話。
なので殺害方法とかアリバイなどの難しいことは一切でない。知恵で危機を乗り越えていく物語である。</description>
      <content:encoded><![CDATA[　雛本和宏は一作賞を取り書籍化という形で世に小説を出したものの、創作に対して意欲の感じられない人物であった。
　出版社とて慈善事業ではない。話題性があるうちに二作目を出して売り上げに繋げたいはずだ。
　片織は和宏に対して疑念を抱いていた。

──何だろう？
　彼は元々小説など書いたことがないのかもしれない。
　
　たまたま書いたものが賞を取った、ただそれだけのことのように感じる。
　どうも、小説家になりたくて小説を書いているとは感じられないのだ。

　そんな時、片織は彼のブログに目をつける。
　例のまるで誰かに宛てたような例のブログだ。
　彼にエッセイを書かせてみてはどうかと思ったのである。

　話題性がなくなってしまっては通らないかもしれない。推すなら今だと思った。自分も同じように妹を探している。彼が誰かを探しているというのなら、例の不可解な事件に繋がるかもしれない。

　これは色んな意...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>23・突如現れた光 - タイムトラベルサスペンス「君を探して」</title>
      <link>https://crazys7.kashi-hondana.com/author/page/529/section/13099</link>
      <pubDate>Sat, 08 Oct 2022 09:06:00 +0900</pubDate>
      <description>過去からタイムトラベルをし逃げてきた兄弟が、妹の失踪事件をきっかけに両親が殺害された事件の真相に挑むミステリー

────２つの世界が交差するとき、真実に出逢う。

　５×××年。
　時を渡る能力を持つ雛本一家はその日、何者かに命を狙われた。
　母に逃げろと言われ、三兄弟の長男である和宏は妹の佳奈と弟の優人を連れ未来へと飛んだ。一番力を持っている佳奈を真ん中に、手を繋ぎ逃げ切れることを信じて。
　しかし、時を渡ったその先に妹の姿はなかったのだ。
　数年後、和宏と優人は佳奈に再会できることを信じその時代に留まっていた。
　世間ではある要人の命が狙われ、ニュースに。そのことを発端にして、和宏たちの時代に起きた事件が紐解かれていく。
　何故、雛本一家は暗殺されそうになったのだろうか？
　あの日の真実。佳奈は一体どこへ行ってしまったのか。
　注意：この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
【解説】
この物語は、タイムトラベルして事件の真相を暴くのではなく、縛りがあってタイムトラベルすることのできない兄弟が、気づきと思考のみで真相に辿り着くという話。
なので殺害方法とかアリバイなどの難しいことは一切でない。知恵で危機を乗り越えていく物語である。</description>
      <content:encoded><![CDATA[　手がかりを見つけたのは偶然。
　妹の捜索を始めてから実に、四年の月日を要していた。
　その間に片織は妻を失ったが、悲しんでいる暇はなくもしこんな状況でなければ鬱になっているところだったと思う。
　貯金も心許ない状態になり、いよいよ職に就くかねばならないと思っていた時だった。手っ取り早く稼げる方法はないかと、ある雑誌に目を通したところある高校生が創作小説で受賞したとい記事を目にする。

　それはこれと言って珍しいことではない。
　しかし内容が気なった。
　あらすじを読むと三兄弟の末っ子が姉に似た人ばかりを好きになるが上手くいかない。それを兄の視点で描いた物語なのだ。
　第一に変わった構成だなと感じた。
　何故末っ子視点ではなく、あえての兄視点なのか？
　その記事には、申し訳程度に彼のブログのURLが添えられていた。

「これって……」
　ブログは少し変わっていて、彼の私生活について書かれて...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>22・雛本家への弔問 - タイムトラベルサスペンス「君を探して」</title>
      <link>https://crazys7.kashi-hondana.com/author/page/529/section/13094</link>
      <pubDate>Fri, 07 Oct 2022 07:08:00 +0900</pubDate>
      <description>過去からタイムトラベルをし逃げてきた兄弟が、妹の失踪事件をきっかけに両親が殺害された事件の真相に挑むミステリー

────２つの世界が交差するとき、真実に出逢う。

　５×××年。
　時を渡る能力を持つ雛本一家はその日、何者かに命を狙われた。
　母に逃げろと言われ、三兄弟の長男である和宏は妹の佳奈と弟の優人を連れ未来へと飛んだ。一番力を持っている佳奈を真ん中に、手を繋ぎ逃げ切れることを信じて。
　しかし、時を渡ったその先に妹の姿はなかったのだ。
　数年後、和宏と優人は佳奈に再会できることを信じその時代に留まっていた。
　世間ではある要人の命が狙われ、ニュースに。そのことを発端にして、和宏たちの時代に起きた事件が紐解かれていく。
　何故、雛本一家は暗殺されそうになったのだろうか？
　あの日の真実。佳奈は一体どこへ行ってしまったのか。
　注意：この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
【解説】
この物語は、タイムトラベルして事件の真相を暴くのではなく、縛りがあってタイムトラベルすることのできない兄弟が、気づきと思考のみで真相に辿り着くという話。
なので殺害方法とかアリバイなどの難しいことは一切でない。知恵で危機を乗り越えていく物語である。</description>
      <content:encoded><![CDATA[　事件の翌日、片織が持って行った原稿は無事に記事となった。ただし、とても小さな記事だ。もちろん、他の新聞社が同様の記事を書いているということもない。そして要人の命を狙ったものはあっけなく逮捕された。

　妹が見つかるまでの繋ぎになれば良いと思っていたがそういうわけにもいかなくなったのである。妹の勤務先がその所在を確かめようとするのは時間の問題だと思われた。このまま女装をし、逃げ切るしかない。
　それよりも、火災に巻き込まれた小児科医の夫婦の子息たちのことが気になる。妹が突然彼らから両親を奪ったのだ。止められなかった自分にも責任はある。

　火災現場からは他の遺体が見つからなかったということから、無事に違いない。きっと雛本一族の誰かに保護されているだろうと思った片織は、近所の人のふりをして雛本家の通夜に参列した。
　だが彼らを見つけることはできなかったのである。
　もちろん通夜には、近所の人...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>21・妹を探して - タイムトラベルサスペンス「君を探して」</title>
      <link>https://crazys7.kashi-hondana.com/author/page/529/section/13091</link>
      <pubDate>Thu, 06 Oct 2022 07:08:00 +0900</pubDate>
      <description>過去からタイムトラベルをし逃げてきた兄弟が、妹の失踪事件をきっかけに両親が殺害された事件の真相に挑むミステリー

────２つの世界が交差するとき、真実に出逢う。

　５×××年。
　時を渡る能力を持つ雛本一家はその日、何者かに命を狙われた。
　母に逃げろと言われ、三兄弟の長男である和宏は妹の佳奈と弟の優人を連れ未来へと飛んだ。一番力を持っている佳奈を真ん中に、手を繋ぎ逃げ切れることを信じて。
　しかし、時を渡ったその先に妹の姿はなかったのだ。
　数年後、和宏と優人は佳奈に再会できることを信じその時代に留まっていた。
　世間ではある要人の命が狙われ、ニュースに。そのことを発端にして、和宏たちの時代に起きた事件が紐解かれていく。
　何故、雛本一家は暗殺されそうになったのだろうか？
　あの日の真実。佳奈は一体どこへ行ってしまったのか。
　注意：この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
【解説】
この物語は、タイムトラベルして事件の真相を暴くのではなく、縛りがあってタイムトラベルすることのできない兄弟が、気づきと思考のみで真相に辿り着くという話。
なので殺害方法とかアリバイなどの難しいことは一切でない。知恵で危機を乗り越えていく物語である。</description>
      <content:encoded><![CDATA[　駅の近くのシティホテルに予約を取り、早速そちらへ向かう。
　ルームキーを貰い部屋に入ると、備え付けの机の近くでキャリーケースを開ける。中にはノートパソコンと書類の類、そしてスマートフォンが入っていた。
　ノートパソコンを机の上に置き、立ち上げておきながらスマホを手に取る。パソコンの方はサインイン不要だが、スマホはそうもいかないだろう。
　自分のスマホのメッセージアプリを立ち上げると、やり取りを見つめる。
　こうなることを少しでも予見してたなら、どこかにパスくらい書いてありそうなものだ。

　彼女は片織に対し、一方的に調査報告を行っている。
　それは雛本家に向かう途中で行われたものであり、何か起きた時に自分に託すためだと思われた。

──遺体は二体のみ。
　妹は事件を起こして逃走したのだろうか？
　荷物を残して？

　あの時間、周りの家の者は留守。
　目撃者はいないようだ。
　パソコンのモ...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>20・失踪した妹 - タイムトラベルサスペンス「君を探して」</title>
      <link>https://crazys7.kashi-hondana.com/author/page/529/section/13090</link>
      <pubDate>Thu, 06 Oct 2022 07:05:00 +0900</pubDate>
      <description>過去からタイムトラベルをし逃げてきた兄弟が、妹の失踪事件をきっかけに両親が殺害された事件の真相に挑むミステリー

────２つの世界が交差するとき、真実に出逢う。

　５×××年。
　時を渡る能力を持つ雛本一家はその日、何者かに命を狙われた。
　母に逃げろと言われ、三兄弟の長男である和宏は妹の佳奈と弟の優人を連れ未来へと飛んだ。一番力を持っている佳奈を真ん中に、手を繋ぎ逃げ切れることを信じて。
　しかし、時を渡ったその先に妹の姿はなかったのだ。
　数年後、和宏と優人は佳奈に再会できることを信じその時代に留まっていた。
　世間ではある要人の命が狙われ、ニュースに。そのことを発端にして、和宏たちの時代に起きた事件が紐解かれていく。
　何故、雛本一家は暗殺されそうになったのだろうか？
　あの日の真実。佳奈は一体どこへ行ってしまったのか。
　注意：この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
【解説】
この物語は、タイムトラベルして事件の真相を暴くのではなく、縛りがあってタイムトラベルすることのできない兄弟が、気づきと思考のみで真相に辿り着くという話。
なので殺害方法とかアリバイなどの難しいことは一切でない。知恵で危機を乗り越えていく物語である。</description>
      <content:encoded><![CDATA[　この日ほど軽装を選んだ自分を褒めたいと思った日はなかっただろう。
　片織はワイシャツにネクタイ、スラックスという出で立ちで、所持品はスマホと鍵のみ。手土産のケーキを持った状態で雛本家に向かっていた。
　歩きながら妹が添付してきた情報に軽く目を通す。

　気になっているのは、あの要人の子のことらしい。
　ネットで見つけた記事を頼りに探していたが、本人にすら子がいた事実はないと言われてしまった。それだけならまだしも、事件後婚姻の事実はなかったことになっている。
　確かに本人から妻の話しを聞いたのにかかわらず。
　彼のファンである友人に確かめたが、そんな事実はないという。
　まるでキツネにつままれたようだと綴られていた。

　残念ながら片織は政界には詳しくない。
　仮に妹の言うことが本当だったとして、今ネットで調べたとしてもそれに関する記事は見つからないのだろう。

　さらに妹の憶測では、雛本...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>19・片織へのメッセージ - タイムトラベルサスペンス「君を探して」</title>
      <link>https://crazys7.kashi-hondana.com/author/page/529/section/13080</link>
      <pubDate>Tue, 04 Oct 2022 06:45:00 +0900</pubDate>
      <description>過去からタイムトラベルをし逃げてきた兄弟が、妹の失踪事件をきっかけに両親が殺害された事件の真相に挑むミステリー

────２つの世界が交差するとき、真実に出逢う。

　５×××年。
　時を渡る能力を持つ雛本一家はその日、何者かに命を狙われた。
　母に逃げろと言われ、三兄弟の長男である和宏は妹の佳奈と弟の優人を連れ未来へと飛んだ。一番力を持っている佳奈を真ん中に、手を繋ぎ逃げ切れることを信じて。
　しかし、時を渡ったその先に妹の姿はなかったのだ。
　数年後、和宏と優人は佳奈に再会できることを信じその時代に留まっていた。
　世間ではある要人の命が狙われ、ニュースに。そのことを発端にして、和宏たちの時代に起きた事件が紐解かれていく。
　何故、雛本一家は暗殺されそうになったのだろうか？
　あの日の真実。佳奈は一体どこへ行ってしまったのか。
　注意：この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
【解説】
この物語は、タイムトラベルして事件の真相を暴くのではなく、縛りがあってタイムトラベルすることのできない兄弟が、気づきと思考のみで真相に辿り着くという話。
なので殺害方法とかアリバイなどの難しいことは一切でない。知恵で危機を乗り越えていく物語である。</description>
      <content:encoded><![CDATA[　要人の事件があった日、妹の結城聖《ゆうきひじり》からメッセージが入った。どうやら彼女はずっと『雛本一族』について調べていたらしい。
　以前、危ないことは止めろと忠告したにもかかわらず。
　忠告には意味がなかったようである。

　妹は昔からそうだ。
　危ないことに首を突っ込みたがる。
　好奇心の塊なのか。就職先は新聞社。ミステリーがこの上なく好きで、記者になりたいと言っていた。

　世の中に事件はある。それはもう、数えきれないほどに。
　しかしながら、『事件』と断定されるのは『人が共存するためにやってはいけないこと』をルールにしているからであり、そのルールないし法のもと違反者を裁かなければならないからだ。
　逆を返せすと、ルールがなければ『事件』なんてないに等しい。

　完全犯罪は、起こそうとして初めて完全犯罪となる。
　それは計画性が必要と言うこと。
　しかしながら、人は感情で動くもので...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>18・母との別れ - タイムトラベルサスペンス「君を探して」</title>
      <link>https://crazys7.kashi-hondana.com/author/page/529/section/13070</link>
      <pubDate>Mon, 03 Oct 2022 06:42:00 +0900</pubDate>
      <description>過去からタイムトラベルをし逃げてきた兄弟が、妹の失踪事件をきっかけに両親が殺害された事件の真相に挑むミステリー

────２つの世界が交差するとき、真実に出逢う。

　５×××年。
　時を渡る能力を持つ雛本一家はその日、何者かに命を狙われた。
　母に逃げろと言われ、三兄弟の長男である和宏は妹の佳奈と弟の優人を連れ未来へと飛んだ。一番力を持っている佳奈を真ん中に、手を繋ぎ逃げ切れることを信じて。
　しかし、時を渡ったその先に妹の姿はなかったのだ。
　数年後、和宏と優人は佳奈に再会できることを信じその時代に留まっていた。
　世間ではある要人の命が狙われ、ニュースに。そのことを発端にして、和宏たちの時代に起きた事件が紐解かれていく。
　何故、雛本一家は暗殺されそうになったのだろうか？
　あの日の真実。佳奈は一体どこへ行ってしまったのか。
　注意：この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
【解説】
この物語は、タイムトラベルして事件の真相を暴くのではなく、縛りがあってタイムトラベルすることのできない兄弟が、気づきと思考のみで真相に辿り着くという話。
なので殺害方法とかアリバイなどの難しいことは一切でない。知恵で危機を乗り越えていく物語である。</description>
      <content:encoded><![CDATA[　佳奈はその後、母に着地点へ連れていかれた。
　時間を越えることは可能でも、飛ぶ先のイメージがないとそこに着地することは難しい。
「手を繋いだまま、自分だけ別の場所へ飛ぶことは可能なの？」
と佳奈。
　そこが一番不安な部分だ。
「それは大丈夫。繋ぐことで三人の力は一律になるから安定して飛べるはずよ」
　それは暴走を起こさないという意味だ。
「わたし、お兄ちゃんを上手く説得できるかしら？」
「きっと大丈夫よ」

　佳奈は深呼吸をすると、景色を目に焼き付ける。
「和宏には事前に、色々とこの先どうするか話しておいた方が良いかの知れない」
　あの子は”お兄ちゃんでいたい子だから”と母続けた。
　佳奈にとって兄は初恋の相手。
　血が繋がっていないなら、変ではないのだろうと思う。
「和宏が心配？」
「うん」
　佳奈は素直に頷いた。
　いつでも佳奈や優人を優先し、守ろうとする和宏。まるで兄でないと自分に...]]></content:encoded>
    </item>
  </channel>
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